高年齢労働者処遇改善促進助成金について
2024/12/14
高年齢労働者処遇改善促進助成金のご紹介
シニアの活用をお考えの方に
皆さん、こんにちは!今日は「高年齢労働者処遇改善促進助成金」についてお話しします。この助成金、ご存じですか?「60歳以上の社員の待遇を見直したいけど、コストが心配…」という経営者の方には、ぜひ知っていただきたい内容です。では早速、わかりやすく解説していきますね!
【この助成金って何?】
「高年齢労働者処遇改善促進助成金」は、60歳から64歳の高年齢労働者の賃金や待遇を改善するために、事業主が取り組む際のサポートとして支給される助成金です。具体的には、就業規則や労働協約を改定して、高年齢労働者向けの賃金規定や賃金テーブルを増額改定する取り組みが対象となります。
【受給条件は?】
助成金を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります:
対象者が60歳から64歳であること
対象となるのは、この年齢層の高年齢労働者です。
賃金規定や賃金テーブルの改定を行うこと
就業規則や労働協約で、賃金の増額を明確に定める必要があります。
改定後の賃金が継続して支払われること
改定した賃金がきちんと支払われているかが重要です。
【受給額はどれくらい?】
受給額は、事業所の規模や取り組み内容によって異なります。例えば、中小企業の場合、助成率は60%、大企業では45%です。また、初回の支給対象経費は50万円とみなされるため、助成額は中小企業で30万円(大企業は22.5万円)となります。さらに、2回目以降の申請では、実費に助成率を乗じた額が助成される仕組みです。
【ポイントは?】
この助成金を活用するためのポイントをいくつか挙げてみます:
専門家の力を借りる
賃金制度の見直しには専門知識が必要です。助成金の対象経費として、コンサルタント費用も含まれるので、積極的に活用しましょう。
計画的に進める
就業規則や賃金テーブルの改定には時間がかかることもあります。スケジュールをしっかり立てて進めることが大切です。
他の助成金と併用可能か確認
他の助成金と併用できる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
【まとめ】
高年齢労働者の処遇改善は、企業にとっても働く人にとっても大切な取り組みです。この助成金を活用すれば、コスト負担を軽減しながら、より良い職場環境を整えることができます。「うちの会社でも使えるかな?」と気になった方は、ぜひ一度、専門機関や労働局にご相談ください!
いかがでしたか?少しでも興味を持っていただけたら幸いです。これを機に、ぜひ高年齢労働者の処遇改善に取り組んでみてくださいね!
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